キタンダ村に着いた日は、一日中降り続いた雨で動けませんでしたが、翌日は雨にも降られず、一日中動き回ることが出来ました。
まずはキタンダ村のNgwilizi中学校に行きました。
まだ学校は始まったばかりで、生徒も揃っていませんでした。(タンザニアの学校は「○○日から」と言っても、先生が帰ってこなかったり、生徒も家の畑仕事を手伝っていたり、学用品が揃えられなかったりでなかなか全員揃いません。)
とりあえず、現在Ngwilizi中学校に通う5人の子供たちの学費を納めてきました。
学費、とひとまとめに言っていますが、国で定められた学費(ada、約1500円)の他に、食費、机代、備品購入代、警備員代、保険費、試験費などが各学校で徴収され、それに個人購入の学用品も加えると1万円ほどになります。
そのため公立の中学校に合格できても、通わせることの出来ない家庭はいっぱいあります。
中学校に合格したのに通うことが出来ないなんて、本当にもったいないです。
ですが、中学校、そしてそれ以上に進学、となると、学費はどんどん上がる一方で、進学率はどんどん低くなります。
私たちがサポートできる子供たちはまだまだ少数ですが、一人でも多く、中学校に合格した子供たちが、ちゃんと中学校に入学できるよう、サポートを続けていきたいと思っています。
中学生でも、まだ里親さんが決まっていない子供たちもいます。
中学生の里親さん(年間1万円)も、募集いたします。
中学生の里親様には、1名の中学生里子の里親となっていただき、その子の資料や写真、手紙と成績表を送付予定です。
そして、中学校を卒業し、その子たちが自立できるまでサポートしていくことが理想だと思っています。
それにはもちろん試験に合格する、という子供たちの努力も必要です。
今年度は2名の里子が試験の結果待ちをしていますが、二人ともとても優秀な子ですので、進学出来るのではないかと思っています。
ですが、進学が決まると、学費はまた一段と高くなります。
中学校以上になりますと、一人の里親様に学費をすべてお願いするのは難しい金額です。
そこで、高等教育サポーター会員(年間3000円)を設けました。
こちらの会費は、進学を決めた子供たちの学費の一部として役立たせていただきます。
会員様には進学した子供からのお手紙、写真をお送りする予定です。
努力した子供たちが報われるよう、自立までサポートできるよう、こちらも合わせて募集いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
申し込みはこちら→
http://www.cat.wanakijiji.com/contents/index.php?lid=15
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