2月4日から8日まで、私が行くことのできなかったモシの子供たちに代わりに会いに行ってくださった会員のSさんが、写真と共にモシでの活動報告を届けてくださいました。
今回は里親支援をしている子供たちの家庭訪問について届いた報告を、こちらで紹介させていただきます。
******************************************
エチオピア在住のSです。2月4日から8日まで、モシに行ってきましたので報告します。
<モシ報告その1:里子への家庭訪問>
里子への家庭訪問では小学生のアグネス、オマリ―、ユスフに会うことができました。3人とも無事進級でき、がんばって勉強しているようです。飯山さんからいただいていた以前の写真よりもずいぶん成長し、少しお兄さんお姉さんになった印象を受けましたが、今年の支援品(学用品)を受け取ると、子供らしい笑顔でニコニコと本当にうれしそうにしていました。
アグネスの家庭環境は、生活がさらに厳しくなっているようでした。食事も毎食食べられず、収入もないようです。アグネスと保護者であるおばあさんがとても痩せていることが、見ていて心配になるほどでした。おばあさんは支援してもらえることを心から感謝しておられました。私が家庭訪問を終えて帰る時にも、何度も何度も感謝の言葉をいただきました。この感謝の気持ちが、アグネスの里親をしてくださっている方に届いてほしいと思います。
オマリ―とユスフの家庭訪問の時、2人のお母さんは薪拾いに出かけていました。訪問したのは夕方でしたが、遅くなるまで帰らないとのことでした。薪拾いでは収入は少ないと思いますが、それでも家庭のために一生懸命遅くまで働いていると聞き、この家の生活の厳しさを感じました。
中学生にも会う予定でしたが、私のモシ滞在日程では残念ながら中学校の子供たちへの家庭訪問ができませんでした。ですが、センターのスタッフ(先生)であるママルーシーに中学生の家庭訪問をお願いし、預かった手紙を渡してもらうように託しました。
自分を支援してくれている支援者はどんな人かな?と聞いてくる子供もいました。今回1通しか支援者の方からの手紙を持って行くことができませんでした。支援している子供たちは家庭にいろいろな問題を抱えている子供たちです。支援者の方からの手紙は彼らを勇気づけ、一生懸命勉強するための励みになるのではないかと思います。もし可能であれば、来年度はすべての里子へ支援者の方からの手紙が届くといいなぁと思いました。
新しくコメントをつける
コメント一覧