3月6日に、幼稚園でタンザニアの子供たちのお話をしてきました。
そら組さんだけでお話する予定でしたが、年長さん全員にも話してくれませんかとお話をいただき、急遽二回講演になりました(^^；)

タンザニアで撮ってきた写真を印刷して行き、タンザニアにはどんな人たちが、どんな暮らしをしているのか、子供たちはどんな遊びやお手伝いをしているのかなどを、ミニクイズを交えながらお話してきました。
子供たちの素直な感想を散りばめながらも、ちゃんと最後までお話を聞いてくれました。

そして最後には、学校や幼稚園に行きたくても行けない子や、お父さんやお母さんがいない子、お腹いっぱい食べられない子がたくさんいることをお話ししました。
その間はみんな真剣な顔をして、静かに聞いてくれていました。
子供たちの純粋な心が、そうさせたのでしょうね。
まだ小さい園児たちに、どのくらい伝えられるだろうかと不安でしたが、それぞれが、何かを感じ取ってくれていたようでした。
このような機会を持たせていただき、本当に良かったと思いました。

キリスト教の幼稚園で、普段から周りの人たちや、困っている人たちのためにお祈りをしている子供たちです。
お話を覚えていてくれて、タンザニアや、世界中の子供たちのためにも、お祈りをしてくれたら嬉しいなぁと思います。

帰宅後に、夫が娘にお風呂で「今日母ちゃん何の話したの？」と聞いたら、「電気がなかったり、川で洗濯したりするんだって」とか「靴が買えないんだって」とか、話していたようです。「タンザニア行ってみたい」とも言ってくれました。
後日、他の子のお母さんたちからも「家でもタンザニアの話をしてくれたよ?」と聞かせてもらいました。それぞれ印象に残ったところを、お家でも報告してくれたようで嬉しかったです。

また機会があれば、どこかでお話しできたらいいなと思います。そしてタンザニアのことを、もっともっと知ってもらえたら嬉しいなぁと思います。