前回の「コッティルダの家庭訪問」からずいぶん空いてしまいましたが、1月訪問の報告の続きです。
コッティルダの家庭訪問を終え、次に向かったのはアベリーナの家です。
アベリーナは2008年、彼女が6年生の時から支援をしている女の子。父親を2歳のころに亡くし、母親は再婚したため、アベリーナは祖母に引き取られました。(タンザニアでは母方の連れ子は歓迎されません。)祖母は高齢で畑仕事も出来ない状況ですが、隣に住む叔母がよく世話をしてくれています。それでも他にも姪っ子を引き取っている叔母には、学費を支払っていくのは難しいと判断し、支援を開始しました。
6年生だったアベリーナは、昨年末に中学校卒業試験を終え、叔母のお店を手伝いながら、合否結果を待っていました。
家庭訪問にやってきた私たちの姿を見つけると、彼女は満面の笑みで抱き付いてきてくれました!ああ、幸せ!この瞬間が、活動の何よりのご褒美です。そして、できれば彼女を支援してくださっている里親さんに体感していただきたいと、仲介役である私は申し訳なくなります。
試験の出来もまあまあで、早く進学したい、学校が決まるまで、パソコンの学校に通いたいなど、いろいろ話を聞きましたが、私たちにはそこまでしてあげられないので、忘れないようしっかりノートで復習するよう話しました。テスト結果は3月か4月とのこと・・・。
そして帰国後に結果は届きました。彼女の点数は無事、進学できる範囲のものでした。さすが校長先生のお墨付き!
ですが進学する学校が決まるのはさらに後、6月か7月。そう、今の時期です。 私は今、そろそろ報せが来るのではないかと、ドキドキする毎日です。高校でしょうか?専門学校でしょうか?またこちらでお報せしたいと思います。
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