今日は「ぜひ子供たちにもタンザニアのことを知ってもらいたい」というかねてからのお願いを快く理解していただき、貴重なお時間をいただいて、美幌藤幼稚園の年長児さんたちにタンザニアのお話をさせていただきました。
教会で、ということもあり、きちんと座って熱心な視線を送ってくれる子供たちへ、世界にはいろいろな人がいて、いろいろな文化・生活があることを知ってもらうために、私たちとタンザニアの様々な違いを、写真を見せながらお話ししました。
肌の色の違い、レンガのお家、藁ぶきの屋根、バケツを頭に乗せての水汲み、川での洗濯、薪を使っての料理、手で食べるウガリ、薪割りのお手伝い、手作りのおもちゃ・・・。
そして言葉も違います。タンザニアで話されるスワヒリ語も、子供たちに少しだけ覚えてもらいました!
もう少しスワヒリ語を、と、スワヒリ語で書かれた絵本を少しだけ読ませていただきました。
『Utafanya nini?』(君なら何がしたい?)というこの絵本、この日記でも紹介したい!と思いながら出来ていなかったのですが、協力隊OBの方がタンザニアで出版された絵本で、チェムチェムにも寄付していただいた絵本なのです。 タンザニアの子供たちへの願いが込められたこの絵本(後日また改めて紹介します!)ですが、日本の子供たちにも大ウケで盛り上がりました(^^)とっても素敵な絵本です。
最後に、学校に行きたくても行けない子供たちがたくさんいること、小さいのにお父さんお母さんがいない子供たちがたくさんいること、ご飯を一日に一食しか食べられない子供たちがいることも話させていただきました。
ちょっとネガティブな話に偏ってしまいました。大人向けなら、この後に「だけどタンザニアは、本当は日本よりも幸せかも」という話に展開していきたいところなのですが、今日はここまで。
子供たちへは、まずは世界にはいろいろな人がいて、いろいろな生活をしているということ、自分たちがとても恵まれた環境で生活していること、自分たちにとって当たり前のことが当たり前ではない人たちがいることを知ってもらえたらと思いました。
少しでも何かを感じ、考えてくれる子がいてくれたら、少しでも、タンザニアの事を心に留めてくれたら嬉しいなぁと思います。
今日は貴重なお時間を割いてくださった園長先生に、そして真剣な眼差しでお話を聞いてくれた子供たちに、心から感謝します。ありがとうございました。
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