2007年、チェムチェムが活動を始めた年から支援をしているロムワルド。
当時は小学校5年生でした。
父親を亡くし、母親に弟と共に祖母の家に預けられたロムワルド。
中学校に上がりましたが、祖母まで亡くし、それからは弟と二人で自炊して生活していました。
本当に大変な生活環境でしたが、そんな中でも学業を怠ることなく、チェムチェム初の大学進学を果たしました。
そんなロムワルドも、ついに卒業します。
先日メールをくれ、卒業試験に無事合格したとのことでした。
卒業式は11月だそうで、今は親戚のいるKindimba村に戻ってきているとのことでした。
本当にこれまでよく頑張りました。
ところが、卒業後の就職先がまだ決まっていないのだそうです。
昔からずっとタンザニアが抱えている雇用不足の問題ですが、それは今でも改善されておらず、大学を出ても就職先が見つからないことがとてもショックです。
まだ卒業まで数カ月ありますし、それまでにどこかしら就職先が見つかればと思います。私も知人を当たってみようと思います。
今後、チェムチェムでも、雇用を生むような活動をしていけたらと、新たな目標・夢を持ちました。とても難しいことですが。
ロムワルドから就職先が決まったという便りが届くのを祈っています。