世界中でコロナウイルスの感染拡大が進んでいます。3月から徐々にアフリカでの感染も拡がり、特に医療体制の脆弱であるアフリカ各国で患者数が増えたらどうなってしまうのかと日々心配しながらタンザニアのニュースなどを見ていました。
最初はダルエスサラームやアルーシャ、ザンジバルといった、大都市、海外からの人の出入りの多い地域での感染の発表でしたが、週明けの20日の報告ではほぼタンザニア全土で感染者が確認されていました。
3月16日に初の感染者の確認がされてから、昨日までの約1カ月で、感染者は284人にまで増加しました。
チェムチェムで支援している子供たちの多くは、ダルエスサラームから1800キロ程離れたルヴマ州のムビンガに住んでいます。都市部からかなり距離があるため、まだそれほど心配はしていなかったのですが、21日の発表ではルヴマ州も2人の感染者が出ていたので、連絡先を知る友人などに片っ端から連絡をして、町に出掛けて行かないこと、自分の身を出来る限り守ることをお願いしました。
連絡を取ってみると、ルヴマで出た感染者の一人はムビンガからだそうです。支援している子供たちや友人はみんなムビンガから車で30分の農村部に住んでいるので、出来る限り町には行かないで欲しいと思います。でも油や塩、砂糖などは村のお店に買いに行かなきゃいけない。村のお店は町から仕入れないといけない。なので、農村部に感染者が出るのも時間の問題かもしれない。
幸い農村部の人々は食料を自分たちで作っているので多少なりとも蓄えていますし、湧き水も豊富なので水にも困りません。なので出来る限り外出を控え、今はじっと我慢していて欲しいです。
どうかまた、タンザニアで、元気にみんなと再会出来ますように。
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