長年に渡りケニアに関わり、特にナイロビのキベラスラムの子供たちに食事や学習の場を提供し続けている早川千晶さん。私は学生の頃から著書やコラムを拝見させていただいたり、講演などにお会いしに行ったりしました。その活動はケニアの人々を心から愛しているからこそ出来るもので、本当に必要なところに支援を届けられており、心から尊敬する方の一人です。
その早川千晶さんが、日本への帰国チャーター便には乗らず、ケニアに残り、キベラの人々と共にコロナと戦っていく決断をされました。そしてどこよりも詳しく、キベラスラムの現状をFacebookで報告して下さっています。
その報告は読むと胸が苦しくなるような内容で、キベラで暮らす人々が本当にギリギリの状態で毎日を過ごしている現状が伝わります。
先ほどの日記に書きましたが、タンザニアの、私が支援している村の人々は、まだ自分たちで食料を作る畑があります。豊富な湧き水があります。ですがスラムでは水すら買わなくてはいけません。お金が無ければ今日食べる物もないのに、仕事もありません。
私たちは外出する自由がありませんが、彼らは今食べる物もありません。
日本でも医療現場など、今すぐ支援を必要としている場所もあると思いますが、このキベラスラムも、間違いなく今すぐ支援を必要としている場所のひとつだと思います。
世界中が自国支援を第一にしている今、アフリカは本当に厳しい状況を迎えています。
微力ではありますが、私もキベラの人々のために協力させていただこうと思います。
テレビなどでは知ることの出来ないケニアのスラムの現状を伝えてくださっています。ご覧いただければ幸いです。
早川千晶さんのFacebookの投稿はチェムチェムのFacebookページでシェアしています。→https://www.facebook.com/chemchemTZ/?modal=admin_todo_tour
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