タンザニアの小学生は最終学年である7年生になると、卒業前に全国試験を受けます。この結果によって、中学校に進学できるか、否かが決まります。
今年はキンディンバ村には支援している7年生がいませんでしたので、今年度チェムチェムで支援している7年生はキタンダ村の3名です。
そして12月1日に試験結果が発表されました。
バラカとウィットネスの2名が、無事合格していました。
1月から中学校に進学します。中学校は4年間。充実した学生生活を送ってほしいと思います。チェムチェムはこれからも二人を応援していきます。
残る1名ですが、コレッタの試験結果を見ると未受験になっていました。
キタンダ村で活動を手伝ってくれているカデンゲさんもジャコブ先生も、試験前に会ったきりで把握していなかったので、すぐにコレッタの家に行ってもらいました。無事彼女には会うことが出来たのですが、試験前から頻繁に腹痛に悩まされ、受験することが出来なかったそうです。
病院には行き、薬ももらったようですが、今もあまり良くはなっておらず、家で静養中でした。
どんな理由であれ、残念ながらタンザニアでは全国試験を受けなければ不合格と同様の扱いとなります。
中学校への進学が出来なくなってしまいましたので、彼女への就学支援は今年度で終了となります。
チェムチェムが支援できたのはたった2年間という短い期間ではありましたが、彼女が学校で学んだことは、きっと今後の彼女の生活において役立ってくれると信じています。
これまでコレッタを応援していただきありがとうございました。
この辺の医療は十分とは言えないので、受験も出来ないような痛みが長引く彼女の病気が少し心配です。
就学支援という形での彼女との関係は終了しますが、これからも様子を見ることは続けたいと思います。まずは彼女が回復し、日常生活を元気に過ごせることを祈っています。
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