ご報告が相変らず遅くて申し訳ないのですが、1月25日（水）に、『タンザニアってどんな国？　国際協力への第一歩』というタイトルで、美幌町民会館にて講演をさせていただきました。

　依頼は昨年、美幌町より、町内の65歳以上の方々が通い・学ぶ明和大学で、タンザニアのお話をして欲しいということでいただきました。
　以前は幼稚園、小学校、高校などで何度かお話しする機会がありましたが、コロナ禍となって以来、そういった機会が全く持てなくなっていましたので、久しぶりで緊張はしましたが、皆さんにタンザニアのお話が出来ることが嬉しかったです。

　バタバタとしていて、準備に不安もありましたが、みなさん興味深く聞いていただきました。意外にもタンザニアのことをよくご存知で驚かされたりする場面もありました。頭に物を載せて実際に運んでもらったり、スワヒリ語の会話を聞いてもらったり、あとは写真を見ていただきながらタンザニアのことを知っていただきました。知ること、そして興味を持つこと、考えること、それが国際協力の第一歩だと思うからです。

　講演後も持参したタンザニアのカンガや絵本、楽器などをみなさん興味を持って見てくださり、たくさん質問もしていただきました。
　少しでもタンザニアという国を身近に感じ、生活の中でも意識してもらえるようになれば嬉しいなと思います。

　別の場所でお会いしたことのある皆さんに、「こんなことやってたんだね、素敵ですね」と話しかけていただいたり、「娘も海外に行っていて」などとお話ししてくださったり、こうして皆さんと顔を合わせてお話しできる機会が久しぶりでとても楽しかったです。また少しずつ、以前のようにたくさんの人と集まり、お話しできる機会が戻ってくればいいなと思いました。

　貴重な機会をくださいました美幌町教育委員会の皆様、お話を聞いてくださった明和大学受講生の皆様、本当にありがとうございました。またいつか、このような機会が持てましたら嬉しいです。