タンザニアの学校は日本とは違い、1月に進級・進学します。
先日、チェムチェムが主に支援をしているキタンダ村とキンディンバ村の子供たちのうち、キタンダ村の子供たちの今年度の学費と学用品代を、キタンダ村のジャコブ先生に届けました。
今年度支援するキタンダ村の子供たちは、小学生が4名、中学生が3名、専門学校生が5名になりました。
小学生が一人当たり46,000sh(約2,900円)、中学生が一人当たり約157,000sh(約9,800円)、専門学校生は一人当たり100万sh(約63,000円)の支援となりました。
小学生は里親様の年会費で十分足りるため、残りを他(主に専門学校生の学費の補助)で使わせていただいております。
中学生もギリギリですが里親様の年会費で足りています。
ですが専門学校生に関しては里親様の年会費だけでは全く足りていない状況です
専門学校生の学費が本当に高いです。
なんとか賛助会員様の会費、正会員様の会費、イベントの売り上げ、寄付金などで工面しておりますが、赤字ギリギリなのが事実です。
これでも実は足りていないのですが、こちらの状況を説明して、年間100万shまでの支援しか出来ないことを了承してもらったうえで進学してもらっています。足りない分は各自、親戚などを当たって補ってもらっています。
現在、同じ学年に3人の専門学校生がいるため、彼らの学費が払い終わるまでの3年間は本当に厳しい状況です。
以前の進学状況ではこんなにもたくさんの子供たちが中学校以上の教育を受けられなかったため、私の見込みが甘かったせいでもあります。嬉しい事ではあるのですが。。。
仕方なく小中学生の人数を抑え、今後も子供たちの学年がなるべく重ならないよう新規支援者を選ぶ際に配慮してもらいたいと伝えています。
ですが本当に支援を必要としている子供たちに支援を届けたいので、そうもいかないのが事実です。
厳しい状況ではありますが、関わってきた子供たちが卒業できるまで、なんとかあきらめず支援を続けていきたいです。
進学できるまで頑張った子供たちの希望をなんとかつなぎたいです。
卒業してもすぐに就職が決まらない状況であることは事実ですが、学んだことは決して無駄にはなりませんし、学ぶことは、タンザニアの多くの問題の解決につながっており、タンザニアの子供たちに本当に必要なことです。
どうぞ皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
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