ジョンソンを覚えていますか?
KODOMOセンターは、勉強する場を提供する施設なのですが、
唯一センターで寝泊まりさせ、衣食住を提供しているのがこのジョンソンです。
家庭の事情で小学校を中退してしまったジョンソンですが、勉強を続けたいという気持ちはありました。そしてKODOMOセンターに、勉強しに来るようになったジョンソン。
でもここで勉強を続けるだけでは、知識は付いても、進学はできません。
そこで再入学できる小学校を探して、何校も廻りましたが、どこも断られました。
そしてやっと見つけたのが、モシにあるNGO、MKOMBOZIが開いている補習校でした。
ここでいい成績を取れるようになったら、小学校に編入できるのです。
かなり歩き回って、断られ続けて、途方に暮れていたので、ここに入れることが決まったときは、本当に嬉しかったです。
そうしてジョンソンは昨年の2月からMKOMBOZIの補習校に通うようになったのです。
ジョンソンは一生懸命勉強しました。
実績の長いNGOなので、パソコンも教えてもらったり、多くの外国人に接する機会があったりと、ジョンソンにとっては大変貴重な1年になったと思います。
そしてジョンソンは、クラスで2番目の成績になったのです。
そして今年2月、MKOMBOZIのスタッフの協力もあって、ジョンソンは無事、公立のShauri Moyo小学校へ編入が許可されたのです。
1ヶ月遅れたのは、役所からの許可書がなかなか下りなかったからです。さすがタンザニア…。その辺はなかなか変わってくれません。
大きな小学生ジョンソンは、今日も他の子供たちと同じように学校に通っています。
いろんな困難があるとは思いますが、ちゃんと乗り越えてくれると信じています。
ジョンソンの夢は、「パイロットになって日本に行くこと」だからです!
夢があれば、きっと頑張れる!
ジョンソンが頑張る限り、これからも私たちは彼を応援していきます。
新しくコメントをつける
コメント一覧